KSキャリアで派遣として働くことを考えており、派遣の評判が気になっている方もいると思います。
今回は実際に派遣社員と正社員のどちらも経験した私が、KSキャリアの派遣の評判を紹介します。
建設業界で働く派遣社員のメリット・デメリットの比較、派遣会社選びの重要なポイントなど詳しく解説していきます。
既に建設業界の正社員として働いていて、現状の働き方に苦しんでいる人には必見の内容です。
本記事を参考に、あなたに合った理想の働き方を見つけていきましょう。
KSキャリア派遣の評判・口コミ
転職の際、やはり利用する転職エージェントの評判・口コミが気になりますよね。
実際に利用した人の評判や口コミを紹介するので、転職エージェントを利用する際の参考にしてみましょう。
KSキャリア派遣の良い評判・口コミ
「KSキャリア派遣」のいい評判・口コミには以下のような意見が見られました。
24歳・女性・元飲食店 引用元:KSキャリア公式サイト
未経験からでも始められる一般事務のお仕事を探していました。正社員でも探しましたら事務のお仕事はなかなか見つからなくて、派遣という働き方を選択。とても働きやすくてびっくりしました。派遣先で仕事をして1年弱。社員にならにかと声をかけていただくことができました。いまでは転籍をして念願の正社員になって働いています!
25歳・男性・元フリーター 引用元:KSキャリア公式サイト
高校卒業後、地元で居酒屋のアルバイトをずっとしていました。友人たちが社会人として働きはじめていくことに焦り、未経験からはじめられるエンジニアの仕事を探し始めました。正社員からスタートすることは難しかったので、派遣という働き方で、ヘルプデスクのお仕事に就くことができました。資格の勉強をやりながら、一人前のエンジニアを目指します!
32歳・女性・元主婦 引用元:KSキャリア公式サイト
出産・育児のために退職しましたが、子どもが保育園に入り、時間もできたので仕事を再開したくて派遣に登録しました。すぐに自宅近くで週3日のお仕事が見つかり助かりました!
KSキャリア派遣の悪い評判・口コミ
「KSキャリア派遣」の悪い評判・口コミを見ていきます。
SNS上には「KSキャリア派遣」の悪い評判・口コミは見られませんでした。
サービス開始から間もないため、利用者の体験談などがまだ挙げられていないようです。
建設業界で働く派遣社員と正社員の違い
派遣社員と聞くと、世間のイメージでは正社員よりも軽視されるという印象があります。
しかし、建設業界の特に施工管理においては、派遣社員の方が自分のやりたい現場や自分に合った働き方を選べるという点で、正社員より良い選択だと私自身感じています。
ここでは以下の3点について、施工管理職として7年間正社員を経験したのちに、現在派遣社員となった私が感じた派遣社員と正社員の違いを紹介していきます。
- 雇用形態の違い
- 責任と人付き合いの違い
- 給与形態の違い
雇用形態の違い
雇用期間において、正社員が無期雇用であるのに対して、派遣社員は有期雇用です。
正社員は労働基準法で雇用が守られているので、よほどのことがない限りは解雇にはなりません。
一方派遣社員は、業務ごとにそれぞれ契約を結び、業務によって働き方が異なるので、正社員と比べて雇用が不安定です。
しかし、建設業界、特に施工管理職は人手不足のため、スーパーゼネコン、大手企業から中小企業まで多くの求人があり、仕事が途切れることはほぼありません。
また、求人が多い分、自分のやりたい仕事や自分に合った働き方を選択することができます。
責任と人付き合いの違い
監理技術者や主任技術者として施工管理職の正社員を配置することは可能ですが、派遣社員を配置することはできないと法律で定められています。
責任のあるポジションは正社員が任され、派遣社員はサポートに徹することになる訳です。
また正社員は、業務以外にも気にすべきこと、やらなければならないことが多くあります。
例えば社内における人間関係の構築や飲み会への参加といった付き合いごとが該当します。
一方で派遣社員は、あくまで派遣されてきている立場なので、このような縛りがありません。
私自身も正社員の頃は、飲み会で聞きたくない上司の説教や愚痴などを聞いていました。
しかし、現在はそういった飲み会はなく、自分の趣味や副業に時間を使うことができ、充実した日常を送ることができています。
給与形態の違い
正社員は昇給やボーナスがある場合が多く、安定性が魅力の1つです。
一方派遣社員は、昇給やボーナスがない場合がほとんどです。
そのため、自分のスキルや仕事に対する姿勢などを派遣先の会社に売り込んで、給与を上げていく必要があります。
正社員より安定性に欠けますが、場合によっては派遣社員の方が正社員よりも多くの給料をもらっていることも多くあります。
私も転職する際、給与の面は心配していましたが、派遣会社でもボーナスがある会社を選択し、自分の経験やスキルを売り込むことで、正社員の頃より給与がアップしました。
建設業界の派遣社員のメリット・デメリット比較
建設業界で働く派遣社員にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
正社員と派遣社員のどちらも経験した私が感じた派遣社員のメリット・デメリットを解説するので、自分のキャリアプランを考える上での参考にしてみてください。
派遣社員のメリット
派遣社員のメリットは以下の5つです。
- 未経験でも仕事始めやすく、教育環境が充実している
- 自分に合った働き方が選べる
- 高収入で残業が少ない
- さまざまな現場を経験できる
- 派遣先に認められれば、正社員のなることもできる
それぞれ解説していくので、一緒に見ていきましょう。
未経験でも仕事始めやすく、教育環境が充実している
建設業界は、2024年4月より時間外労働の上限が規制されます。そのため、企業は少ない人数で残業してまかなっていた業務を分担し、残業時間を減らさなければならない問題を抱えています。このような理由から人手不足であることが分かり、未経験でも派遣社員の求人が多くあるため、比較的仕事を始めやすいです。
また、未経験での募集が多いこともあり、若手社員の教育や受け入れ態勢が整っている会社が多いです。
自分に合った働き方が選べる
派遣社員は自分に合った働き方ができる理由は以下の3点です。
- 残業が少ない
- 仕事の責任が少ない
- 自分に合った現場を選ぶことができる
私自身の経験から具体的に説明していきます。
残業が少ない
建設業界の正社員は毎日遅くまで残業することが一般的です。
一方、派遣社員は残業が少なく、早く帰ることができます。
その理由は、派遣社員を残業させると派遣先が高い残業代の支払いを回避するためです。
工期が遅れている現場では、残業せざる負えない場合もあるので注意は必要です。
私が正社員の頃は、会社に命じられた突貫現場に配属され、毎晩遅くまで仕事をする生活に苦しんでいました。
しかし、現在では月の残業時間も40時間以上減り、休日も増え、ワークライフバランスを整えられました。
仕事の責任が少ない
建設業界の正社員は、大きな責任を負い、そのプレッシャーから体を壊すことも少なくありません。
しかし、派遣社員はあくまでも正社員のサポート役のなので、最終的な現場の責任を負うことはありません。
責任を負わないと言っても、ミスをすれば派遣先に迷惑をかけ、信用を失ってしまいます。あくまで自分のできることはしっかりやることが大前提です。
私も正社員の頃は大きな責任を感じ、ストレスの多い毎日でしたが、派遣社員になってからは精神的な負担が減りました。
心にゆとりができると仕事が楽しくなり、効率も上がるため、仕事の満足度も高まります。
自分に合った現場を選ぶことができる
正社員だとある程度の希望は聞いもらえるものの、会社の指示であれば基本的には従うことが必要です。
希望通りの現場にならないことも多くあります。
しかし、先ほども述べた通り、建設業界は人手不足のため、派遣社員は多くの求人から自分に合った現場を選べる場合が多いです。
さらに配属後、もし現場が合わなければ即現場の変更も可能です。
現在の私は、家から30分と近い現場で、経験してみたかったスーパーゼネコンの大規模現場で、そのノウハウを学ぶことができ、大変満足しています。
高収入でサービス残業がない
建設業界は専門性が高く、人手不足なため、経験や知識、資格を持っていると現場で重宝されます。
業務内容も多岐にわたり、替えがなかなかきかない職種のため、他の職種と比べて高収入な傾向にあります。
また、派遣社員の場合、派遣先と派遣元の契約で残業代が決まっているので、サービス残業も発生しません。
さまざまな現場を経験できる
正社員でもさまざまな現場・業務を経験できますが、あくまで自社の現場・業務にしか関わることができません。
しかし派遣社員は、さまざまな会社の現場・業務を経験できます。
それぞれ会社によって仕事の仕方が異なるため、経験値と知識が増え、スキルアップができ、さらには次のキャリアの選択肢も広がります。
派遣先に認められれば、正社員になることもできる
派遣社員でも派遣先に認められることで、正社員として引き抜きの話をもらえる可能性も十分あります。
未経験で一から就活して入ることが難しい大手の会社やスーパーゼネコンなども派遣社員として評価を受けることで、引き抜かれるチャンスもあります。
派遣社員のデメリット
派遣社員のデメリットは以下の5つです。
- 派遣切りされる可能性がある
- 昇給には一定の努力が必要になる
- 帰属意識が薄くなりやすい
- 派遣先と派遣元との板挟みになる
それぞれ解説していくので、一緒に見ていきましょう。
派遣切りされる可能性がある
派遣切りとは、派遣先の会社がコスト削減のために派遣社員との契約を途中で打ち切ることです。
とはいえ、建設業界では基本的に人手不足のため、派遣切りのリスクは少ないでしょう。
万が一、派遣切りされた場合でも、手当を支給されることが多く、一定の収入は確保できます。
昇給には一定の努力が必要になる
派遣社員は契約時に基本給が決まってしまうため、昇給するためには、派遣先に高く評価されることが求められます。
派遣先からの評価を得て、昇給の交渉をしやすくするためにも一定の努力が必要です。
帰属意識が薄くなりやすい
派遣社員はそれぞれ別の会社に派遣されているため、派遣元の帰属意識が薄くなりやすいです。
チームとして働くことを大事にしている人には寂しく感じることもありますが、仲間同士のつながりが強くないことが気楽に感じる人にとっては、逆にメリットと言えるでしょう。
派遣先と派遣元との板挟みになる
派遣先から求められている働き方と派遣元から禁止されていることの板挟みになることがあります。
しかし、こういった場合でも派遣元がフォローしてくれるので、板挟みで悩んだときは、すぐに派遣元に相談することをおすすめします。
派遣会社選びのポイント
派遣会社の規模やサポート体制によって、自分のキャリアが大きく変わってしまうため、派遣会社選びも重要です。
ここでは、失敗しない派遣会社選びのポイントを解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
派遣会社の規模
派遣として働く場合、なるべく大手の派遣会社への転職をおすすめします。
規模の大きい派遣会社ほど、現場や業務の選択肢が多くなり、より自分のやりたい仕事や働き方と出会える確率がアップします。
また、規模の大きい派遣会社ほど、先ほど述べた研修制度やサポート体制、福利厚生も整っていることが多いです。
派遣元の取引先
派遣会社によって、取引している会社が違うため、自分が経験を積んでみたい会社と取引があるのかを確認しておくと良いでしょう。
また取引先の会社だけでなく、どんな案件かまで確認しておくと、入社後のミスマッチが減ります。
研修制度やサポート体制
未経験や経験が浅い場合は、研修制度やサポート体制が整っている派遣会社を選ぶのがおすすめです。
建設業界は専門的な知識が必要になるので、研修制度などで基本的な業務知識を身に付けてから、派遣先の実務にあたると安心でしょう。
また、万が一派遣先でトラブルがあった場合でも、サポート体制が整っている派遣会社であれば、トラブルを一人で抱え込まずに一緒に解決できます。
福利厚生
派遣会社によって、受けられる福利厚生は異なります。
有給休暇の日数や昇給、ボーナスがあるかなど、働くモチベーションにも繋がるので、福利厚生や制度については、必ず確認しておきましょう。
福利厚生など求人情報を見るときの注意点については、下記のサイトでまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
KSキャリアの求人はどの分野に強いの?求人情報を見るときの注意点も解説!
まとめ
今回はKSキャリアの派遣の評判や派遣社員のメリット・デメリット、派遣会社選びのポイントを解説してきました。
派遣社員と聞くと、あまり良いイメージを持たれない印象がありますが、建設業界に関しては、人によっては、良い点の方が多い場合も十分にあります。
以前の私のように施工管理職の正社員で、現状の働き方に苦しんでいる人も多くいると思います。
本記事を参考にし、派遣社員のメリット・デメリットを理解し、失敗しない派遣会社選びをすることで、自分に合った働き方を目指してみてはいかがでしょうか。
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